マナウス日本人学校のホームページにお越しいただきまして、誠にありがとうございます。

 本校は、マナウス日本文化振興会を運営母体として、昭和58年4月、文部省から日本人学校の認可を受け開校いたしました。今年で創立37年目を迎えます。

このような歴史を刻むことができたのは、ブラジル連邦共和国の深いご理解並びにマナウス日本文化振興会の皆様の物心両面からの支援のおかげと、心から感謝申し上げます。

本年度も、「自ら進んで学びとる子ども」、「礼儀正しく思いやりのある子ども」、「心と体を鍛える子ども」という教育目標を設定し、日系人社会やマナウス日本文化振興会及び保護者の皆様のご理解・ご協力のもと、知・徳・体のバランスのとれた児童生徒の育成はもちろんのこと、本校ならではの教育活動の展開により、グローバル社会で活躍できる資質を備えた、心身ともに健全な児童生徒を育成して参りたいと考えております。

さて、時代は平成から令和へと変わり、情報化・グローバル化といった社会変化のスピードが加速度的になることが予測されます。教育の分野においても、我々の予測を超えて進展する社会にしっかりと対応していく資質能力を兼ね備えた人間の育成が、新学習指導要領においても求められております。

本校では、この新学習指導要領の趣旨に鑑み、「過去から脈々と受け継がれてきた教育活動」と、「これからの時代を生き抜くために必要な資質能力を育成する特色ある教育活動」を学校教育の両輪にすえ、いわゆる「不易と流行」をしっかりと見極めながら、マナウス日本人学校ならではの教育を推進して参ります。

そのような教育活動を展開する上で、本校には大きな特色があります。

一つ目は、日本からの駐在員子弟が学ぶ「全日コース」と、マナウス在住日系人子弟の学ぶ「日本文化コース」の存在です。現在全日コースには19名、日本文化コースには12名の児童生徒が在籍し、日本・ブラジル両国の文化や生活習慣が融合した環境の中で、ともに学びあい、切磋琢磨しております。31名の児童生徒と17名の教職員は、先生と生徒といった制度的な関係や国籍の違いを超越して、「ともに今の時代をマナウスで生きる人間」としての崇高な絆で結ばれていることを実感しております。

二つ目は、19名が学ぶ全日制の教育課程において、小学部においても一部教科担任制を採用し、各教科のプロパーがその高い専門性を生かした指導を行っております。

ジャン・ジャック・ルソーは、著書エミールの中で次のように述べ、動植物を育てる行為と人間を育てる行為を明確に峻別しています。

 

植物は栽培によって育つ

    動物は調教によって育つ

     そして人間は教育によって育つ

 

私たちはこのことを肝に銘じて、マナウスの抜けるような青空のように聡明で、アマゾンの緑のような深みのある子どもたちを育てて参りたいと思います。

皆様のご理解とご協力、ご支援をよろしくお願いいたします。

 マナウス日本人学校   校長 柏 木 廣 喜(2019年度派遣 岩手県)

 

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校長挨拶